風俗業界っていうのは異常な業界です。
異常な日常を送っていると自然にそういった事に鈍感になってきます。
例えば【アナル】って単語があります。
一般的には下ネタとしての過激度でいうと10点中9点くらいの単語でしょう。
ただ風俗業界でいうと【アナル】って言葉は、10点中2点くらいの下ネタ単語なのではないでしょうか。
風俗業界の人を相手に下ネタを言おうと思ったらもっとひねったり過激にいかないといけません。
僕らはすでに風俗に侵されているのです。
別に業界業界でこういったことはあるんでしょう。
しかしながら風俗という仕事はとりわけ特別な接客業です。
お客様にサービスを提供する以上、お客様の感覚というのはちゃんとわかってないといけません。
ピントは僕らの中で合わせるんじゃなくて、あくまでもお客様に対して合わせる訳です。
だから僕等は風俗業界以外の人とちゃんとコミュニケーションをとっておかないといけません。
業界の人と飲んだりするのは情報交換や具体的な仕事の話の為。
それとは全く別として一般のサラリーマンさんとかがどこくらいの下ネタに一番興味をもっているのかとか、何に性的興奮を覚えるのかとかはちゃんと定期的に自分の脳みそに刷り込んでおかないといけないと思います。
自分の脳みその中にちゃんと刷り込んだ上で風俗業界の知識と掛け合わせて、何のサービスを提供していくか。どういう理念で経営していくかを決めるという事。
そこが重要です。
同じ職場だったりと共通の話題がある人と飲む酒は楽しいです。
しかしながら、そこに新しい発見はありません。
そういう人と飲む時間があるんだったらどっか外の人と飲みましょう。
誤解しないで欲しいのは、これはあくまでも経営とかする人用にいってます。
そんなの意識しながら酒なんて飲みたくねぇよと仰る方がいたとしたら、その人のいっている事は仰る通りです。僕も本当はそう思います。
ただそこに幸せを感じられない欠陥人間がおこがましくも経営とかする人間な訳です。
そういう風にしか生きられない不幸な人間の戯言だという事を前提にした文章だという事をどうかひとつ。
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