今の風俗業界はネットでの広告が全てといっても過言ではありません。
お客様が来てくれる場所に女の子は移動します。
そして女の子が移動していく店は、おのずと嬢の平均値が上がり、またお客様を呼び寄せる。そしてお金が儲かり、広告費をもっと大きくかけれるようにする。
このスパイラルに入るためには、最初に広告費をつぎ込まないといけません。
SNSが発達して、力技で自前でなんとか出来るかも、なんて思っている人もいるかもしれませんが、基本的には無理です。
どんなに頑張ったって、大手広告サイトのSEOにはかないません。それだけ大きいところはお金をかけてますからね。
検索で2ページ目に出たって仕方ないんです。
1ページ目に出ないと意味がありません。
何かを検索するときに2ページ目まで辿りつかない事がほとんどじゃないですか。
熱心に見る人は勿論みますけど、1ページ目に出てくるサイトの中をみているだけでも、到底見切る事なんて出来ません。
情報がありふれまくっているので、中途半端な所に出たって仕方ないんです。
誰の目にもとまらないですから。
僕が広告にうつときに気にしている事は
【大手広告サイトのランキング上位を狙う】
【ターゲットを絞って、一部の人は絶対に心惹かれるものにする】
【どんな手段でもいいから目立つ】
この3つです。
この3つのどれかに当てはまるようにしてます。
ざっくりいうと金をバーンとかけるか、内容を絞るか、の二択です。
一番悪いのは、中途半端に金かけて、内容がほかの店と同じようなもの。
大体、風俗の新店で失敗しているところは、おそらく代理店任せとかにして、つまんない広告の打ち方になって失敗してます。
全くお金がもったいないです。
金かけるなら大手と同じ金額、またはそれ以上の金をかける。
金がないなら、ほかとは絶対に被らないような独自性を出す。
これしかない様に思います。
もっというと、金かけて独自性で勝負するって勇気が大切です。
お金かけないと独自性だしても所詮目に留まらなかったりしますから。
まず目にとまる所に自分の広告がいかないといけない訳ですからね。
ロボットデリヘルは最初広告費は絶対にケチりませんでした。
意地はってヘブンの雑誌の1ページ丸々出し続けました。雑誌の時代じゃないのに。ただ業界の人は雑誌みますから、業界の人にロボットデリヘルだよーって紹介をしたかったんですよね。
お陰で僕が勝手にはじめた完全な新店なのに、業界の人から「どこの系列だ?」と噂されるようになり、あげくの果てには「ロボットデリヘル?あー○○の系列だよー。」「あそこの社長、俺の知り合いだよ」とか嘘をつく輩まで出てくるようになりました。
商売するのに大切なのは見栄とハッタリです。
大見得をキリつづければ、周りが勝手についてくるものです。
そしてその周りの勘違いが、店を本物にしていく訳ですから。
最初は誰も知らない訳ですから、【嘘】をつかなきゃ仕方ない訳です。嘘も方便です。
ただ、この嘘は絶対にバレちゃいけません。嘘が本当になるまで突き通さなければ全く意味がありません。
そういう意味では店の立ち上げなんて、気合と根性だと思います。
最初の頃なんて広告費でただただお金が減っていきますから。正直、不安に思うタイミングも全然あります。
ただ不安な所なんて周りの人には見せちゃいけません。仕事でかかわる全ての人に嘘を突き通すんです。
そうしないと周りが不安に思っちゃいますから。
自分で経営する以外の人は、誰かに守られてるという状況を凄く気にします。
というより、守られてなきゃ誰かについていく意味なんてないんです。
何かに所属するという事は、何かに守られるって事なんですから。
経営するっていうのは、自分についてきてくれている人を守る行為です。その絶対に守るぞ、という信頼関係が全てにつながっていると思ってます。
ちょっと話が飛躍しました。
広告の打ち方で大切なのは先を見通す力です。センスです。
そのセンスが絶対に人よりも勝っているんだっていう勘違いがない人は、今の時代の風俗経営には向いていないのかもしれません。
コメントを残す