襷縄 横縄 幹縄
2018年8月16日
襷縄(たすきなわ)
縄が作る形に由来する要素語の1つで、「襷(たすき)」状に縛る技法を広く意味する。
襷縄のかかる位置により「腰襷」「肩襷」「胸襷」「足襷」などの言葉が存在する。
英語表記:Tasukinawa
横縄(よこなわ)
縄が作る形に由来する要素語の1つで、横に走る縄を現す。
縦に走るのは縦縄である(同様項を参照のこと)。
「縦の糸はあなた 横の糸は私」中島みゆきの『糸』とは関係がない。
幹縄(みきなわ)
縄が作る形に由来する要素語の1つで、木の幹をイメージして命名されていると思われる。吊りをする時に、テンションを体全体に分散させる目的で加える縦縄。複数の横縄にからませながら腰から肩をはわせて形成させる。
例えば、太腿の付根の腰襷から始まって、後手高手小手などの横縄などを編み込みながら上昇し、肩を通り後手の腕の下を通り腰襷を経て足縄で終わるもの。
英語表記:Mikinawa