嘔吐 飲尿・ピスプレイ 食糞

『嘔吐』
 食べたモノを吐き出すプレイ。またはその行為。
 SMプレイでもかなり特殊な方のプレイ。
 風俗業種でもこのプレイを得意とする嬢は過食嘔吐癖のある娘が多い気がする(偏見)。
 1990年代にV&R系では特殊男優監督して名を馳せたポンプ宇野、2000年代に嘔吐クィーンとして一世風靡した倉本杏奈という女優がいた。嘔吐専門で今もある種のレジェンドである。
 専門的にいうとウェット&メッシー系のプレイに含まれる。ウェット&メッシーとは液体や溶解物にまみれたりぬりたくったりするSMの中でもマニア系のプレイだが後日解説。

『飲尿・ピスプレイ』
 小便を飲む行為、またはプレイ(男女とも)。
 健康法の一種として一時期有名になったがもちろん明確な科学的根拠はない(なので最近流行らないのだろう)。
 SMクラブや特殊風俗店ではオプション扱いで行えることが多い。
 英語でいうとPiss Play(おしっこプレイ)ひっかけあったり飲んだり浴びたりもする。
 尿道口に直接口づけして飲尿する行為を「直飲み」と言う。ひっかけてそのまま飲ませるプレイもある。
 G・バタイユ『眼球譚』で義眼におしっこをかけあうプレイが(飲尿こそなかったが)、谷崎潤一郎は『痴人の愛』にて飲尿プレイに傾倒する主人公を描いている、ムツゴロウさんも牛の尿を「美味しそうですねー!」と言いながら飲んだことがあるという話もあるが筆者は未見。

『食糞』
 まさしく排泄した大便を食べること、そのプレイ。
 SMでは大概責めのプレイシーンや、M女(M男)がせがむプレイシーンに登場。
『自然便』で記したように糞尿フェチのことは Coprophilia=カアパラフィリアと呼ぶが、洋ピンではアンライティングコード(不文律)として大便は“見せてはいけないモノ”なので、よほどコアなドイツのビザールモノやイタリアのキンキーモノの中でしか見られない。
 ジョン・ウォーターズの『ピンクフラミンゴ』で主人公のDQディバインがラストで犬の糞を喰うシーンがあるがこれもキワモノ。
 他人の体液や排泄物は感染症の恐れがあるのでマニアは抗生物質飲みながら食うという話。歌舞伎町のストリップ劇場で行われるスカトロ大会常連客が言っていた。

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