近親相姦(インセスト) スワッピング 露出狂
近親相姦(インセスト)
近い親族関係にある者による性的行為である。
日本語辞書や文学などの分野ではこの用語が用いられることが多い。ただし、臨床心理学などの分野で児童虐待問題に関連して扱われる場合は近親姦(きんしんかん)と呼ばれることも多い。
英語では近い親族関係にある者による性的行為をインセスト(incest、ラテン語のincestusに由来)という。
また人類学の一つであるジェンダー論においては兄弟レイプ、夫婦レイプなどレイプの一つとして扱われる。家庭内性暴力という言葉もあるが、この場合は家の使用人によるものも含まれる概念となる。
擬似プレイとしてのAVジャンルやお客を「お兄ちゃん」として扱う風俗店もある。
スワッピング
複数のカップルがお互いのパートナーを取り替え、同室もしくは別室で行う集団的性行為のこと。
広義ではグループセックスの一種に数えられるが、カップルが単位となっている点で異なっている。
単に「スワップ」と呼称する場合もあるが、英語で本項を意味する単語は”Swinging” であり、用法がずれる。
また、一部の愛好者間では「夫婦交際」と呼称される。
かつて国内では1971年(昭和46年)の『全国交際新聞』に起源をもつスワッピング雑誌『ホームトーク』が刊行されていた。「ホームダイアモンド」を経て1979年に誌名変更。2014年に休刊。
露出狂
自ら裸体を晒すことを好む性的倒錯者を示す言葉である。窃視症はほぼ反対の概念である。
露出の定義「どこまでが露出行為で、どこからがそうでないか」の境界は、宗教や国、社会通念、その場の状況によって判断が左右されることが多く、極めて曖昧である。
そのため犯罪としての適用はなかなか曖昧である。現行では、迷惑防止条例を適用する場合が多いようである。