面白いアイディアも情熱と金と時間を注ぎ込まないと何の意味もない

居酒屋で飲んでて、例えば新しいビジネスモデルの話になって、それが本当に面白い内容である事って結構あります。

そんな事って、世界中の飲み屋で毎日死ぬほど起きてると思うんですね。

ただ、そのアイディアをまず実現しようとする人となると一気に人数が減ります。


そしてその実現しようとする人の中から、それに対する必要な資金を集める能力をもっている人となると更に減ります。

そして更に、その人がその為に時間を割く事が出来る、一人で足りない場合仲間を連れてくる事が出来る、となると更に更に減ります。

そしてその実現するに値する技術的な能力をもっているか否かという部分で更に減る。

そうすると、本当にお金になる面白いアイディアでも、世界中に同じ事が出来る人って1人いるかいないかという話になってきます。

何が言いたいかというと、アイディアなんて、そんな価値のあるものではないという事です。

アイディアの種なんて言い方があります。
要するにアイディアっていうのは種なんです。

勿論、種がいいものでないといいものは収穫出来ません。
その種の価値っていうのは、園芸の店にでもいって野菜の種の値段とその野菜がスーパーに並ぶ値段を比べてみたら分かるのではないでしょうか。
種なんて二束三文。その過程にあるものの方がよっぽど価値があるって教えてもらえるでしょう。

立ち飲み屋で面白い事いうだけのクソオヤジになりたくなかったら、ちゃんと姿勢を正して仕事と向き合わないといけないと思います。

世の中にはアイディアだけ凄く大げさに持ってくる馬鹿が沢山います。
そういう人はこういう事が分かってないからだと思うんですよね。


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