「好きな人とじゃないとセックス出来ない」
女の人がよく言うセリフだ。
愛してないとセックスっていうのはしちゃいけないっていうのは、昔からよく言われている事だ。
今でも当たり前の貞操観念として社会に根付いている。
僕は常々それはなんか違うんじゃないかなって思っている。
愛してるとかっていうのは人生の幸福度に非常に密接に関わってくる事なので勿論重要だ。
しかしながら、愛よりもセックスの方が重要なんじゃないかとも思う。
そもそもセックスを人間にさせる為に愛っていうのが生まれているのではないかと思う。
鶏が先か卵が先かなんていう話しがあるが、そういう意味で、この場合どう考えても愛よりもセックスの方が先に来るのではないだろうか。
だから
愛してないとセックスしちゃいけない
じゃなくて
セックスの相手が愛せる人だったら理想的
という事なんじゃないかと思う。
ちょっと家族愛とか友情とかも入ってくるからややこしいが、僕は愛っていうのはセックスのスパイスだと思っている。
スパイスっていってもそんじょそこらのスパイスじゃない。
圧倒的に人気のあるセックスという行為になくてはならないくらいの物なんだろう。
風俗には愛がない。まぁ正式に言うとデリヘルは本番行為禁止だからセックスは出来ない訳だが。
愛のかわりにお金がある。
ただ利用する側としてはお金で勃起は出来ないから、愛に変わるものをそこに落とし込む。
例えばそれがコスプレの人もいるし、鞭で叩かれる行為の人もいるだろう。
疑似の愛情(本気になってしまう人もいるが)をお金で買う人もいるだろう。
そういう意味でSMってジャンルは風俗の中の風俗って感じもする。
愛はお金で買えないって子供の頃に習った。だけど大人は実は愛の代用品だったらお金で買えるのである。
その代表が、風俗なんだろうなぁとか思うこの頃である。
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