キャストの子に自分を重ねてみている

ロボットデリヘルで働いてくれているキャストの子は大抵20歳近辺の年齢だ。

 

僕の方が年齢的に言うとちょっとだけ大人。

 

20歳位の子達って面白い。

夢に向かってキラキラしている子もいれば、20歳でどんだけ色々な事があったんだよって位に死んだ魚みたいな目をしている子もいる。
大学を卒業したら海外にいって栄養士として働くんですって子もいれば、報われない恋をボロボロになりながらしてる子もいる。

皆、頑張って背伸びしようとしてて、それでも、やっぱりまだ大人になりたてのあどけなさが残っている。

 

でも、その背伸びこそが意外にも「大人」とされているものの正体だったりすることは、まだ知らない。

 

 

年齢を重ねると徐々に背伸びをしなくなる。

背伸びって疲れるじゃん、なんてつまらない事に気付いてしまう。

背伸びって疲れるじゃんって、その台詞自体を背伸びのつもりでいってたのに、いつのまにかそれが背伸びをしない言い訳になって、背伸びしなくなる。

 

なぜ背伸びをするかっていったら、なんか高い所に手が届けば、素敵な宝物があるって信じれてるからだ。

 

店の子達と喋ってたりして、まだ理解できるなって思えると安心する。

僕もまだ背伸びをしている仲間でいれてるんだなと。

 

 

いつか本当にわかんなくなっちゃうんだろうな。

本当はわかんなくなんてならないのかな?

それもわからない。


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