飲食店とかだったらおいしさ。
美容室だったら丁寧さや上手さ。
大工だったら腕の良さ。
という様に大抵の仕事は、その仕事としての技術が素晴らしいものであればあるほど評価に繋がる。
ただ風俗は違う。
勿論、ブスより美人、下手より上手いに越した事はないのかもしれないが、一概にそんな風には言えない。
タレントに似ていると思う。
例えばテレビだったら日本一上手な漫才をする人がイコール一番テレビに出ていて面白いとは限らない。
その場の空気だけで、先週面白かった人が今週全く面白くないなんて事には全然なりうる。
評価基準を他者に100%委ねている、委ねざるを得ない職業だからだろう。
だから風俗嬢もタレントも「かわいくない」「態度が悪い」「すべってる」など評価を勝手にしていいという所に依存したずるいクソ人間が悪口を言う。
もうそればっかりは人任せの商売なので仕方ない。
その人にそう感じさせてしまった、人に評価されて何ぼの商売をしている方が悪い。
ただ損ばかりではない。
風俗嬢とタレントはたくましい。
世の中が変わっても、絶対に存在し続ける職業だ。
例えば日本が急に戦争状態になったとしてものらりくらりと生き延びれるだろう。
風俗嬢もタレントも、その他の職業と違って、何かを必要としてない。
必要としているのは、自分と他者だけ。
自分と他者がいなくなるというのは絶対にありえない。
職業生存率100%の最強の職業なのだ。
人は欠損に恋をするって確か高須院長の言葉だったっけ。
風俗嬢もタレントも恋を商売にしている。
そう言い換えるとなんだかお洒落じゃないか。
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