損してる人の事しか信じない

仕事って信用が大切です。

特に風俗みたいなヤクザなお仕事だと、猶更、普通の業界よりも信用っていう言葉が重くなってきます。

大人はそう簡単に人の事を信じたりしません。ちゃんと信頼関係が結ばれるのは、かなり時間がかかります。
ただ信用っていうのは、やはりお金に直結するのでなるべく最短距離でそれを作らなければならない。

僕はあなたの事を信用するほうが得だから、あなたも得するために僕の事を信用してくれないですか?
本音ではこういう風にお互いが思っていても、お互いがお互いを信用した方が得するって分かりきっていても、なかなか信用し合うというのは難しいものです。

人はどんな時に相手の事を信用するのか。
色々あると思います。
知り合ってからの時間、共通の知り合い、同郷、政治的宗教的思想が同じ。

大抵プライスレスな部分が多いですね。
ただここに、同じ温度感でいれていいのかは、いささか微妙ではありますが、自分の為に損をしてくれる人っていうのが入ってくると思うんです。

自分の為に損してくれる人のことを人は無条件で信用する癖があります。
ご飯奢ってくれたり、自分の為に時間を割いてくれたり。
これはどう考えても下心がある訳ではないんだろうなって判断させるくらい、その損が積み重なった時に、人は相手を信用してもいいかなって思います。
相手に信用してもらうために、この方法は、唯一、計算で出来る事です。
それを利用して悪い事をする輩もいます。
しかしながら、信頼関係を築くというのは本来全く悪い事ではないです。むしろどう考えたっていい事です。
何より金になりますし。

どういう損を自分で演出できるのか。本当は演出じゃない場合のほうがいいんですけどね。
損してるならどういう風に自分が損しているんだという事を発信する事が出来るか。
損するにしろどう効率よく損するか。
この考え方が人とかかわる仕事をする上で、非常に重要な事だと考えてます。
仕事で汗を流す事をただただ損だって思う人もいるかもしれません。
でもその損している姿は誰かは見ています。

後はその損をどういう風に自分が仕事や人生に還元していくか。
そこだと思います。
意外と皆色々な事を考えながら生きてます。

 

誰かに対して好意を持ってほしいんだったら、まずはその人の為にどのくらい損をする事が出来るかっていうのを考えて実践する事だと思います。

 

 

リアクション芸人の出川は、なんかいい人で嘘つかなそうじゃないですか。
そういう事だと思います。


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